犬が来て、家族が活性化された。

子どもがある程度大きくなってくると、家庭内では、同じことの繰り返しになりがちで、それは良い結果よりも、悪い結果を生むことが増えていました。具体的には、夫婦仲は子どもが小さいときには子どもを介してのコミュニケーションであったり、子どもがいることで相手の嫌な面もそれほど意識しなくて良かったですが、子どもが大きくなると休日には不在がちとなり、夫婦二人で顔を見合わせると、特に会話もなく、それが居心地の悪さとなり、イライラとなったりして、嫌な感じの空気が流れることが増えました。

親子で言えば、それが自然なことではありますが、子どもが親と距離を取るようになり、会話も減って、ぎこちない感じが生まれてきました。そんな我が家が、知り合いから子犬を受け入れて欲しいとお願いされて、かなり悩んだ挙句、「散歩すれば運動不足も解消できるかな」というぐらいの思いで引き取ることにしました。小さい子犬が我が家へ来ると、さっそく、妻と子どもは「かわいい」の連発で機嫌が良くなり、妻は子犬の世話に意識を向けることが多くなったので、私への不平不満がぐっと減りましたし、妻が機嫌を良くしてくれていると、自分としても気持ちが楽になりました。

そして、子犬なので、色々としつけ等をしていく中で、子どもが、自分もこうやって色々としてもらって大きくなったんだなということが分かったということを言い始めて、思いもよらないところで、親への感謝の気持ちを持ってくれるようになりました。また、散歩に出かけることで自分も運動不足が少しは解消されたように思いますし、何よりも、散歩に出かけることで一人の時間を持てるようになり、気持ちの面でもストレスが解消されたように思います。

さらには、犬が来るまでは、休みの日は何となくショッピングモールに行ってお金を使ってしまっていましたが、今は犬を置いてまではいかなくて良いという感じになって、買い物は近所のスーパーで済ませて、休みの日は犬を連れて公園に行くなどするので、経済的な面でも良い効果を生みだしてくれています。

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愛犬と家族